パニック症の主症状は「パニック発作」です。具体的な症状には次のようなものがあります。
- 動悸や心拍数の増加
- 息苦しさや過呼吸
- 胸の痛みや圧迫感
- めまいやふらつき
- 手足のしびれや震え
- 発汗や冷や汗
- 強い不安や「このまま死ぬかもしれない」という恐怖
発作は特定の場面で起こるとは限りません。静かに過ごしている時や眠っている間に発作が起こることもあります。
またパニック症は「広場恐怖」を伴うこともあります。これは「発作が起きた時に逃げられない場所」や「助けが得られない状況」を恐れる症状です。例えば、電車やエレベーター、混雑した場所などが怖くなり、外出が困難になる場合もあります。